【参考データ】双極性障害の再発について

「再発」について(回答者数:200

回答者全体の半数以上が双極性障害(躁うつ病)Ⅱ型で、Ⅰ型の4倍でした。


症状の再発については、8割以上とかなり多くの方が経験されており、なかでも、「1~3回」がもっとも多く、「10回以上」という回答も少なくありませんでした。


再発のきっかけについては、「薬を指示どおりに飲まなかった」がもっとも多く、次いで多いのが「過労」、「対人関係のストレス」でした。再発時に最初に現れた症状(サイン)については、多くの方が「睡眠時間が短くなる」と回答しており、他にも「おしゃべりになる」、「イライラして怒りっぽくなる」、「飲酒量が増える」といった症状が多い結果でした。


再発を防ぐには

再発を防ぐために気をつけていることは、皆さんが「主治医の指示どおりに薬を飲むこと」と回答されています。他にも「無理をせず、疲れをためないようにすること」、「対人関係に気をつけること」など、以前に再発したときの経験(反省)を生かして普段の生活に気をつけている方が多いようです。


双極性障害は再発を繰り返しやすい病気です。ご自身で毎日の服薬や再発のきっかけになるようなことに注意するのはもちろんですが、再発時のサインを家族や周囲の人にあらかじめ伝えておいて、いつもと様子が異なる場合には指摘してもらったり、主治医に連絡をとってもらうといった対応も有効です。


※ 上島国利(精神科医師)昭和大学名誉教授が実施されたアンケート結果より引用