うつ病になる原因

うつ病を引き起こす原因にはさまざまなことがあります。そう、原因は1つではないということです。複数のことが重なることで、発症するケースが多いです。


うつ病になる原因は共通して、何らかの「非常に辛いできごとが発症のきっかけ」になるということが言えます。


うつ病になる原因は色々な背景がありますが、特に以下のようなことが大きく関係していると言われています。


環境要因

【例】

・ 大切な人(家族や親しい人)の死や離別


・ 仕事でのストレス・トラブル:仕事に忙殺される、仕事における役割の変化(昇格・降格)


・ 家庭内でのストレス・トラブル:結婚、妊娠、離婚、家庭不和など


・ 仕事、財産、健康などを失う


・ 人間関係でのトラブル

性格傾向

【例】

・ 生真面目

・ 義務感が強い

・ 仕事熱心

・ 完璧主義

・ 几帳面で徹底的にやらないと気が済まない

・ 環境の変化に柔軟に対応できない

・ 物事を一人で抱え込んでしまう

・ 凝り性

・ 常に他人への配慮を重視し関係を保とうとする性格


「うつ病ってどんな病気?」で説明したとおり、うつ病とは「脳の機能が障害が起こしている」状態なので、脳のエネルギーが欠乏している状態と言え、上記のような要因・傾向があると、欠乏している上にさらにエネルギーの放出をしようとするため「エネルギーの枯渇」が起こり、うつ病発症の危険性が高まります。


その他「遺伝子的要因」「慢性的な身体疾患」も発症原因の一つと言われています。

まとめ

脳内の神経細胞の情報伝達にトラブルが生じているという状態が「うつ病」の特徴であると言われています。


脳の中では神経細胞から神経細胞へさまざまな情報が伝達されます。その伝達を担うのが「神経伝達物質」というものです。なかでも「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といわれるものは、人の感情に関する情報を伝達する物質であることが分かってきました。


前述のさまざまな要因によって、これらの物質の機能が低下し、情報の伝達がうまくいかなくなり、うつ病の状態が起きていると考えられています。