うつ病の治療は焦ってはダメ!

うつ病になると、とにかく意欲が低下し物事が億劫になり、やる気が出ず、集中力も極度に低下します。これはうつ病の代表的な病状です。


しかし内科的・外科的な見地でみると「カラダに異常はない」と見なされるので、うつ病に関して知識のない周囲の人は「もっと気合い入れて頑張れ」と期待してきます。そして本人もその期待に応えようと無理をしてしまうケースが少なくありません。


このような環境・状況だとうつ病の悪循環が始まってしまいます。これは絶対に避けなければなりません。


この「無理をする」という行為が、自分の首を絞めてしまうことに繋がり、うつ病の治療に影響が出て、治りが遅くなることは間違いありません。


無理をすると以前の自分とのギャップを感じて混乱する

無理をして頑張ろうとする・・・これはうつ病になりたての初期症状で収まっている人の大きな特徴です。そしてその頑張りの「裏」に抱く感情は・・・


  • 「自分はこんなんではなかった」

  • 「もってできるはず」

  • 「一時的に疲れているだけだ」



などという思いがアタマの中を駆け巡ってしまい

  • 「早く元の自分、元のペースに戻さなきゃ」


という、うつ病に追い打ちをかけてしまうような強い焦りが生じてしまいます。これでは、治るものも治らなくなってしまうというものです。うつ病とはそういう病気なのです。

そう、うつ病とは「こんなはずじゃないのに・・・」と思わせてしまう病気なのです。「あれ?自分が何か可笑しい」と混乱をさせ焦りを生み出し、そして本人に「無理をさせ」回復を遅らせる。それがうつ病の正体とも言えるでしょう。だから焦れば焦るほど、回復が遅くなり、社会復帰も遠退いていくわけです。


こんなうつ病の「正体」さえ分かれば、まず「焦る」ことはやめましょう。冷静になって自分の状態と向き合ってください。そしてうつ病に関する正しい知識を身に付けて、自分に合った適切な対処をすることで、ちゃんと回復の兆しは見えてきます。


まとめ

とにかく「焦り」は禁物です。それではうつ病の思うツボです。