うつ病とセカンドオピニオン

医師との信頼性と関係性

うつ病の治療をしていく上で、自分の掛かり付けの病院の医師にある種の疑問を抱く場合があります。

うつ病は長期化する病気であるので、治療途中に・・・


  • 「この医師のいう治療法で本当に治るのであろうか・・・」

  • 「今、出されているクスリは、本当に自分の症状を緩和できるモノなのだろうか・・・」

  • 「薬の量や種類は増える一方なのに、回復の傾向がないのは何故?」

  • 「この医師は私の状況を本当に把握しているのだろうか・・・」

  • 「この医師は、なぜ私のこうなりたいという希望を聞いてくれないのか・・・」

  • 「どうして、もっと私に合った効果のあるクスリを出してくれないのだろうか・・・」


などと考えたことはありませんか。


とは思っても、現実的には、医師に意見することはそう簡単なものではなにことも分かります。意見すること自体、患者にとっては勇気のいることですし、医師もまた、自分の医師としてのプライドからか、意見された途端に「素人が口を出すんじゃない」とばかりに機嫌が悪くなる・・・そういう医師が少なくないからです。


そこをあえて勇気を出して、「調べた薬を試してみたいんです」「治療を自分なりに納得いくようにやってみたいのです」「知り合いがこの薬を飲んで変化が見られたので・・・」などと、うまく理由づけしてやってみて欲しいと思います。


それには自分自身もうつ病や薬に関して勉強し、治療に意見していくことも本当に必要となってきます。誰しもが、自分の病気がどういう状況なのか気になるのは当たり前のことですから、進んで勉強して調べることが、自分を守ることにつながるのです。

「医師にお任せします」の感覚だけではダメ

患者というものはどうしても、医師に対して「先生にお任せ致します」という思考になりがちで、医師もまた、それが普通であると思っています。でもそれこそが、誤診・誤処方を生み出す原因にもなりえるのです。


一番怖い状況として「遅れている精神医療の中にいる医師」が意外にも少なくないということです。本来、自分の信頼できる医師に全てを委ねたいのが、患者の心情だと思います。しかし「遅れている精神医療の中にいる医師」に委ねるのは非常に危険であり怖いことだと思いませんか?


それでも、やはり「自分では医師にそこまでの意見は言えない、できないなぁ・・・」と思う時、そんな時には、「セカンドオピニオン」という手段を取ることを視野に入れて考えてみることをお勧めします。


セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、「病気の症状や現在の治療法について、主治医以外の医師の意見を聞く」ということを言います。簡単に言うと、現在掛かっている病院とは別の病院で、治療相談をするということです。


これが、うつ病の治療に功を奏することがあるのです。


何故なら、先程も話した通り、現在掛かり付けの病院で希に誤診・誤処方を受けてしまっているケースがあるからです。実際にうつ病が長期化して、なかなかクスリが効いている実感も湧かず、そして「医師との相性が悪い・・・」と感じて、病院を変える人が少なくないのが、現代の現状です。そんな時にセカンドオピニオンという手段をとっておくことが有効となる場合があるからです。


まとめ

病気の治療共通して言える事として、一番大切なのは「本来あるべき回復への道」を早急に見つけて治療を受けることであるため、自発的行動をとり、より自分に合う医師を見つけることです。


だからセカンドオピニオンは「自分の病気を早急に治癒に向かわすため」の重要なターニングポイントにさえなりえると考えるのが得策でしょう。


セカンドオピニオンとして掛かってみた病院が「この医師は自分に合っているかも」「今の病院より信用できるかも」と感じた時には、病院を変更することが最善の選択になることがあります。