うつ病かも?自分で出来るチェック法(SDS診断)

うつ病診断にはZungによる「自己評価法」やS「DS抑うつ状態の評価法」、「Beckのうつ状態評価法」、「東邦大式うつ評価法」など、うつ病を発見する手がかりとなる自己検査法がいくつかあります。


うつ病の症状は、疲労感を感じやすい、集中して物事に取り組めない、何をやるにもおっくうに感じるなどの症状があるため、自己評価を行う際は、できる限り負担を感じにくい評価方法を用いる必要があります。


自分が「うつ病かな?」と感じた時、一つの目安としてセルフチェックをするのがよいでしょう。


ここではSDS(Self-rating Depression Scale)「うつ状態自己評価尺度」という手法を紹介します。


SDS診断

このセルフチェックシートを使って、今自分がどのレベルの状態なのかを知ることで、その後どのような対策をとれば良いのかの手がかりになることでしょう。チェック項目は20項目あります。各項目には点数が割り振られていて、その合計点数で今の「自分の状態」を知ることができます。


点数の目安は・・・


  • 40点未満は「抑うつ状態はほとんどなし」

  • 40点台で「軽度の抑うつ性あり」

  • 50点以上で「中等度の抑うつ性あり」

一般臨床においてSDSの合計点数が50点以上になると「うつ傾向」があると判断されます。

合計点数が40点以上の場合、「軽度であってもうつの疑い」があると判断することができるので、病院での診察なり、カウンセリングを受けるなど、対策を講じることが賢明です。


ただし、この自己評価はひとつの目安であり、評価をするときの状態(心身のコンディション)によっても変動するため、日にちをおいて複数回行うことで正確性が増します。


自己評価法の結果、うつ病が疑われる場合

抑うつ気分と意欲低下が2週間以上続く場合は、一般的にうつ病(うつ状態)と診断されるケースが多いようです。これはあくまでも自己評価のため、参考として考えてください。


イライラが続く、眠れない、くよくよと考えこみ、気持ちの切り替えができないなどの症状のため、生活に支障をきたす状態が続くようであれば、一度自己評価法を行ってみましょう。

自己評価が「うつ病」の傾向があっても、医師から「うつ病と」と診断されるとは限らない?

自己評価法の結果、うつ病が強く疑われる場合でも、必ずうつ病と診断されるわけではありません。適応障害(明確なストレス因が存在し、それから離れると、症状は改善する)と診断される場合もありますし、「発達特性による生きづらさに起因した抑うつ状態」であれば、「発達障害」と診断される場合もあるなど、さまざまです。

リンク:うつ病ってどんな病気?