うつ病と睡眠薬のタイプと副作用

不眠

うつ病になると必ず付いて回るものに「不眠」という症状があります。眠れないという状況は非常にに辛いものです。寝たくても眠れない・・・そんな症状には一般的には「睡眠薬」が処方され、睡眠を調整します。

不眠のタイプは・・・


  • 根本的に寝付けない

  • 夜中に目が覚めて、それ以降眠れない(中途覚醒)

  • 早朝に目が覚めて、それ以降眠れない(早朝覚醒)

といった3つのタイプに分類されます。


必ずしも、この三つのどれかに当てはまるというわけではなく、「寝付けなくて、やっと眠れたと思ったら早朝に目が覚めてしまってもう眠れない」というように、症状が混ざることも多々あります。


「不眠のタイプ」に合わせた薬の種類

上記の3タイプに対応するために、睡眠薬にもやはり種類があり、先ほどの「不眠のタイプ」に合わせて薬の特徴があります。


  • 超短時間型(飲んでから数十分内に効果がある)

  • 短時間型(飲んでから1-3時間ほど効果が続く)

  • 長時間型(飲んでから2-4時間ほど効果が続く)

  • 超長時間型(飲んでから数時間-終日に渡り効果が続く)

というように、薬のタイプによって、飲んだあとどれくらい効いているかが変わってきます。


医師との相談

医師はあなたの不眠の状態、副作用の程度をよくヒアリングした上で判断し、どの薬が良いかを決めます。ただ、睡眠薬というのは、多かれ少なかれ副作用が出やすいです。


睡眠薬を飲んで暫く経つと、無性に何かを食べたくなったり、健忘やもうろうとした状態になることもあるので注意はいつも必要です。


そういう部分も加味しながら、医師と相談してクスリの方針を決めていくのがベストです。