「やる気」をコントロールしている3つの脳内物質

そもそも「やる気出ない・出せない」とは何故なのだろうか。それが分からなければ、対処のしようがありません。まずは、そこに注目してみましょう。


「やる気が出ない・出せない」とはどういう状態かのか?

こればズバリ、一言でいうならば、「積極的にものごとを成しとげようという気になれない」という状態に陥ってるということです。「ではなぜやる気が出ない・出せない状態が起こるのか」そこが問題です。


やる気については研究が進んでおり、「脳」と関係していることが分かり始めています。脳の神経伝達物質 の影響が関係しているということまで分かってきました。


私たちの脳内では、様々な脳内物質が分泌されています。脳の神経伝達物質は、心に影響して喜びや不安などを感じさせたり、身体に影響してだるさをもたらしたりします。


やる気が出なくなる主な原因としては、「セロトニン」や「ドーパミン」、「ノルアドレナリン」という神経伝達物質のバランスの乱れから「やる気が出ない・出せない」という症状が現れることが分かっています。



脳内の「神経伝達物質」とは?

細胞に「興奮または抑制の応答反応を起させる低分子」の化学物質とされています。やる気が出ないに関係してくるモノには、前述で挙げた「セロトニン」や「ドーパミン」、「ノルアドレナリン」が代表的なものと言われています。以下に簡単に説明をします。


セロトニン

感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。 セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。 セロトニン不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることも知られています。


ドーパミン

中枢神経系(神経系の中で多数の神経細胞が集まって大きなまとまりになっている領域である。 逆に、全身に分散している部分は末梢神経系という。


脊椎動物では脳と脊髄が中枢神経となる。 脊髄は背側の体腔に位置し、脳は頭蓋腔の中にある。)に存在する神経伝達物質で、運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わりがある神経伝達物質です。


そしてアドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体(ある化学物質について、その物質が生成する前の段階の物質)でもあります。 


ノルアドレナリン

ノルアドレナリンは生体内において、神経伝達物質またはホルモンとして働きます。ノルアドレナリンの受容体(生物の体にあって、外界や体内からの何らかの刺激を受け取り、情報として利用できるように変換する仕組みを持った構造のこと)はアドレナリン受容体ファミリーでです。


末梢神経系では交感神経における神経伝達物質として重要でな働きをしてる。ノルアドレナリンは覚醒-睡眠やストレスに関する働きをし、注意、記憶や学習などにも影響すると考えられています。


神経伝達物質が乱れると、脳はやる気をなくす

前述の「セロトニン」や「ドーパミン」、「ノルアドレナリン」の3つは「やる気」に大きく関係している脳内物質であることが分かります。これが「やる気の正体」と言っても過言ではありません。当然のことながら、この代表的な3つのバランスが崩れれば、「やる気」は削がれてしまうことは間違いありません。裏を返せば、この3つのバランスが良いと快適な生活が送れるということです。


まとめ

上記のように簡略的に神経伝達物質を説明しましたが、まだまだ、わかりずらいですよね。さらに簡単にまとめると以下になります。

セロトニン:感情や気分のコントロール、精神の安定を司っている

ドーパミン:運動・ホルモン・快の感情・意欲・学習を司っている

ノルアドレナリン:交感神経に作用する。覚醒や睡眠、ストレスに働きかけ、注意・記憶・学習に影響を及ぼす。


と覚えればよいでしょう。具体的「なにに影響するの?」が分かればOKです。


ちなみに、この3つのバランスが崩れてしまう要因は様々です。「行動」「思考」「ホルモン」「栄養」「病気」「意識」「感情」「睡眠」と幅広いです。


このやる気が出なくなるなる原因を自分の人生・生活を振り返り、多角的に捉えていくことで、「やる気が復活」することも間違いない事実であります。多角的な攻略法を共に考えていきましょう。


次によくありがちな【やる気が出なくなる「6つ原因」】について解説していきます。